場所:北海道上士幌町字ぬかびら源泉郷
アクセス:
・とかち帯広空港から車で約1時間40分
・札幌市から車で約4時間弱
※
上士幌町観光協会に問い合わせたほうがわかりやすいと思います。
タウシュベツ川橋梁は、雪と氷に覆われた北海道上士幌町(かみしほろちょう)の糠平湖(ぬかびらこ)にあるコンクリート製アーチ橋で、第1回北海道遺産に選定された「旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群」の1つです。
かつて、旧国鉄士幌線(1987年廃線)が1939年に十勝三股駅まで開通した際に、音更川の支流であるタウシュベツ川に架けらました。
1955年に、発電用人造ダム湖である糠平ダムが建設され、橋梁周辺は湖底に沈むことになったので、士幌線は湖を避けるように新線が引かれました。
その際に、橋梁上の線路は撤去されましたが、橋梁自体は湖の中に残されることになり、現在までその姿をとどめています。
大雪山系のふもとにある人工のダム湖「糠平湖」では、冬の時期になるとダムの水力発電がピークを迎え、水位が下がります。
それに伴い、湖の底に沈んでいた鉄道の橋「タウシュベツ川橋梁」が、凍った湖から姿を現し始めます。
長さ130メートル、高さ11メートルのこの橋は、冬の1月から7月くらいまで姿を現すことから「
幻の橋」と呼ばれています。。
よく晴れた風のない日には、湖面に橋が映ると眼鏡のように見えることから「
めがね橋」とも呼ばれています。
冬の時期の氷におおわれて物音ひとつしない世界の中でたたずむ姿は大変神秘的です。
糠平湖は、ワカサギ釣りでも有名ですね(ちょうど12月末ごろに解禁されます)。
★ぬかびら温泉郷周辺宿泊施設★